【MT4】基本画面の見方 初心者向け

mt4画面titl

MT4の基本画面解説

証券会社よりMT4を立ち上げ、ログインしましたら、まずこのような画面になっているかと思います。

まずは、画面だけご覧下さい。

mt4gamen

①ツールバー

このバーの中から、チャートにラインや図形を描いたり、チャートの細かい設定をしたり、表示する時間軸を変更したりと様々なことを行います。

②チャート画面

初期画面では、「EURUSD」「GBPUSD」「USDCHF」「USDJPY」の4つのチャート画面が開くようになっております。

また、通貨ペアによって、移動平均線、MACD、CCIなどそれぞれインジケーターが挿入された状態となっております。

こちらは、お好きなインジケーターを追加で挿入できますので、ご安心下さい。

また、このように開くのは4枚のチャートが最大と言う訳ではありません。

10枚でも30枚でも基本何枚でも可能ですよ!

ただし、あまり開きすぎると動作が重くなる要因となります。

一気に稼働させたい場合などあるかと思いますので、その際は、また別の記事で書きたいと思いますので、お楽しみに!

③気配値表示

通貨ペア、Bid、Ask と3種類表示されます。

このように各通貨ペアごとに、価格が表示されております。

Bidは売りの価格、Askは買いの価格です。

Ask – Bid の差が、スプレッドと言われているのもので、このスプレッドが証券会社に支払う手数料と言うことになります。

FXは、スプレッドがあるので、基本エントリーした直後はこのスレッドの差のマイナスからスタートする為、不利な状態からのスタートとなります。

その為、難しいといわれている一つでもあります。

④ナビゲーター

口座のログイン情報、インジケーターやEA、スクリプト等、どのようなものがあるか表示する欄です。

よく使う欄です。

なお、スクリプトは一度のみ実行されるプログラムのことです。

基本はインジケーターやEAが多く使われると思います。

⑤ターミナル

こちらに、取引した注文内容や、取引履歴、証拠金残高などが表示されます。

結構重要な情報が集まる欄になります。

このような基本的な配置となっております。


ツールバーの使い方

それでは、次はツールバーの使い方を紹介していきます!

ここから、見ただけでは最初なかなか分かりにくい部分もありますので、実際に画像を見ながら、MT4を操作してみましょう!

あっ、こういうことか!

と分かって来るかと思います(*’ω’*)

デモ口座にログインしよう!

まず、ログインをしなければデータの価格が取得できませんので、ログインをします。

ツールバーの『ファイル』 → 『取引口座にログイン』をクリックします!

MT4ログイン2


このように、取引口座のログイン情報に、ログインIDとパスワード、サーバーの種類を入力します。

MT4ログイン3



正常にログインが出来ましたら、右下に○○○kbと表示されます。

もし、うまくログイン出来て無いと『コモンエラー』等のエラー表示が出ています。


それでは、先ほどの画面のチャートを一旦削除してみましょう!

チャートの右上の×印ボタンを押すと、画面からチャートが消えます。


そして、ツールバーの一番左のボタン(新規チャートの作成)を押すと下記の画像の様に、通貨ペアが表示されます。

MT4ツールバー新規チャート1

好きな通貨ペアを表示してみましょう!

また、MT4には、かなりの通貨ペアがあり、このペアは証券会社によって変わりますが、ゴールドやS&P500、日経225などまで扱っている証券会社も多いと思いますが。

デフォルトの状態ですと、閲覧ができません。

その場合、『表示』 → 『通貨ペアリスト』 をクリックします。

MT4通貨ペアリスト

そうすると、このように、リストが出ますので、表示させたいペアをクリックし、

MT4通貨ペアリスト2

ペアをアクティブにします!

そうすることで、通貨ペアリストや気配値表示欄に表示されるようになります!

ここも最初つまづきがちなので、覚えておきましょう!

メモ

いちいち、選択するのが面倒な場合は、下記のように、
気配値欄で右クリックし、『すべて表示』を選択すると、すべての通貨ペアが見れるようになります!

MT4気配値、通貨ペアすべて

また、気配値欄の通貨ペアを、チャートにドラッグアンドドロップしても、新規チャートを開くことができます!

チャートの組表示

では、次は、チャートの組表示です。

ツールバー右から2番目のボタンです。

説明は、順番に隣のボタンへと説明していくので、もし分かるものは、飛ばして下さいね♪

このボタンを押すと下記のようになります。

今回は、Euroというのを選択してみました。

MT4ツールバー、チャートの組1

すると、すべて、EURUSDの1時間足、4時間足、日足のチャートに変わりました。

これは、デフォルトで入っているチャートのグループと思って下さい。

好きな通貨ぺアを表示し、これを呼び出したい時に、『名を付けて保存』をしておくと、一瞬で好きな通貨ペア&そのチャートに表示させたいインジケーターまで一緒に呼び出すことが可能なのです!

私は、今まであまり使ったことが無かったのですが、様々な通貨の検証をする際便利かと思います。

ただ、人によってはあまり使わないかもしれませんので、今はこういう機能があるんだと思う程度で良いかと思います。

また、もとの画面(チャート)に戻したい場合、Defaultにチェックを入れると戻ります。

気配値表示

次は気配値表示です。

こちらは、すでに表示されております。

各通貨ペアのBidとAsk値が出ているリストです。

再度このボタンを押すことで、気配値を非表示にもできます!

お好みで♪

データウインドウ表示

データウインドウボタンです。

こちらを押すと、下記のようにデータウインドウ欄が出ます。

MT4ツールバーデータウインドウ2

今回、カーソルが外れてしまっている為、データウインドウ欄に数値がほぼ記載されておりませんが。

データを取りたい、ロウソク足にカーソルを合わせると、

Date —–日付
Open  —–始値
High   —–高値
Low   —–安値 
Close   —–終値
Volume   —–出来高

が表示されます!

こちらは、検証する際、よく使うかと思うので、覚えておきましょう!

ナビゲーターの表示

ナビゲーターの表示ボタンです。

ナビゲーターはデフォルトで表示されていたので、もう一度押すことで、非表示になります。

MT4ツールバーナビゲーター1

再度、このボタンを押すことで、ナビゲーターが表示されますのでご安心下さい。

かなり使うと思うので、表示させておく方が良いかと思います(*’ω’*)

ターミナルの表示

このボタンを押すと、一番下にターミナル欄が現れます!

MT4ツールバー、ターミナル1

ターミナル欄は、主に取引している注文など重要な情報が表示されます。

その他、様々な機能がありますが、今回はツールバーの紹介に絞りますので、また別の機会に紹介しますので、お楽しみに!

ストラテジーテスターの表示

こちらは、自動売買ツール(EA)の動き方をシュミレーションする項目となります。

MT4ーストラテジーテスター1

こちらも、説明するだけで、かなりの量となってしまうので、省略させて頂きます。

とりあえずEAをシュミレーションするボタンと思っていて下さいね(*’ω’*)

新規注文ボタン

そして、注文する時に重要なボタンです!

クリックすると下記の画面になります。

MT4ツールバー新規注文1

通貨ペアや数量を選んで、売り買いをします。

注文種別でストリーミング注文というのは、成り行き注文のことです。

また、その他には指値注文があります。

メモ

また、もっと簡単に直感的に成り行き注文を出す方法もあります!

チャート上で右クリックし、『ワンクリックトレード』をクリックして下さい。

MT4ワンクリック注文操作画面

するとこのようにチャート上にSELL(売り)、BUY(買い)のボタンが現れます。

真ん中に数量を入力すればSELL側、BUY側の価格をクリックすれば、一瞬で注文が完了します!

便利で、結構使うかと思いますので、覚えておきましょう♪

メタクオーツ言語エディタ

新規注文ボタンの右のボタンです。

本のような形をしたボタンです。

これを押すと、新たに下記の様な画面が現れます。

MT4ツールバー、メタエディタ1

こちらは、MQL4と言う言語を使って、インジケーターやEA、スクリプトを作れちゃうエディタ画面になります。

こちらは奥が深く、まだまだ何のことか分からないと思いますし、使えない人も多いので、基本はスルーして下さい。

いつかこのプログラミングについても、皆様に教えていけたらとは思っておりますので、お楽しみに(*’ω’*)

自動売買オンオフ

こちらは、自動売買ツール(EA)を稼働させたい場合に押すボタンです。

またEAを稼働させる場合には、このボタン以外にもいくつか設定が必要なので、今回はそういうボタンなんだと思う位で大丈夫です。

ロウソク足等チャートタイプの切り替え

人によって、この形のチャートが見やすい!

といろいろあるかと思うので、紹介します。

バーチャート

主に、海外のトレーダーが使うことが多いチャート形状です。

ボタンを押してみましょう!

このようなチャートになります。

MT4ツールバー、バーチャート1

実際のトレードでは、あまり私は使ったことが無いですね。

ロウソク足

日本人が考えて、世界中で使われている素晴らしいチャート!

このロウソク足の形で、タイミングを取れたりこの描画だからこそ分かる情報が多いチャートです。

MT4ツールバー、ロウソク足1

これが一番しっくりきますね!

ラインチャート

最後にラインチャートです。

本来は、始値、終値、高値、安値の4本値を表しますが、こちらは平均値を取って、1本にしたものです。

MT4ツールバー、ラインチャート1

価格が飛んでも、平均値なので、途切れることがありません。

こちらもあまり使ったことはありませんが、中には使う方がいるのでしょう!

直近の高安値breakの確認はもしかしたら分かりやすいかもですね!

その他のツールバーボタン

ズームイン&ズームアウトボタン

チャートを拡大縮小する時に使うボタンです。

先ほどラインチャートにしましたが、こちらの+を押すと下記のようにズームされました!

MT4ツールバー、ズームイン1

逆に ーを押すと縮小しズームアウトします。

ウインドウの整列ボタン

①のボタンを押すとウインドウが整列されます。

今まで、1枚のチャートを広げていましたが、このボタンを押すと、2枚同時に表示されます。

MT4ツールバーウインドウの整列

違う通貨の動きを同時に見たい時や、同じ通貨でも、4時間足や1時間足を同時に見たい時など、とても便利です。

また、ツールバーの上の『ウインドウ』ボタンを押すと、チャートを上下に表示したり、ウインドウの表示の仕方をいろいろカスタマイズできるので、こちらも合わせて覚えておきましょう!

是非一度操作して、感覚として覚えておきましょう♪

チャートを自動スクロールボタン

こちらはとても重要なボタンになります。

最初あれっ、チャートが思うようにスクロール出来ない!

そんなことが誰も一度は経験すると思います。

そんな時は、このボタンを見て見て下さい。

メモ

このボタンが押された状態になっていると、過去相場を見たい時、スクロールしても、常に最新のロウソク足の位置に戻ってしまいます!

MT4ツールバー、最新の時間1

ここが一番最初MT4をうまく操作出来ない原因にもなります。

過去相場を見たい時は、必ずこのボタンをオフ!にしてから参照しましょう!

チャートの右端をシフトボタン

そして、このボタンも結構使うかと思います!

このボタンを押すと、右側に空間が空くので、少し見やすくなります♪

MT4ツールバー、チャート右側をシフト1

また、こちらは、最新の足の表示位置をずらすだけなので、過去相場を見たい時でも、ONになってて構いません。

一度ON/OFFをしてみて、感覚を掴んで下さい。

インディケーターリストボタン

こちらは、インジケーターのリストです。

実は、インジケーターやEAは、ナビゲーター欄に記載されている為、ナビゲーターから見た方が直感的に見やすいと思います。

MT4ツールバー、インジケーターリスト1

その為、あまり使わない可能性が高いかと思います。

または、チャートを出来る限り目一杯広げたい時などには良いですね(*’ω’*)

周期設定ボタン

周期設定と聞くと、よく分からないのですが、チャートの時間軸の切り替えです。

こちらも、下記のようにツールバーの下に、

M1 M5 M30 H1 H4 D1 W1 MN

などボタンがありますので、こちらを押した方が早いですね!

MT4ツールバー、周期設定3

チャートの定形の設定

チャートの定形というのは、少し言葉で説明すると難しいかも知れないので、一度試してもらいたいのですが。

このボタンを押すと、下記の画像のように、ADX、BolingerBandsなどタブが出てきます。

この項目をクリックしてみて下さい。

MT4ツールバー、チャートの定形設定2

そうしますと、

このような、チャート画面になりました。

MT4ーADX

もともと、USDCADを開いていたのですが、そこに、インジケーターのADXと移動平均線がセットされました。

これは、予め使い慣れた環境を保存するようなイメージです。

例えば、いつもチャート画面には、移動平均線、ボリンジャーバンド、CCI、MACDを入れてチャート分析されている方は、チャートを開く度、これらのインジケーターを入れる動作をするのは、結構面倒ですよね。

そういう時に、自分のカスタマイズした環境を一発で呼び出せる機能が、このチャートの定形の設定になります。

どの通貨ペアでも良いので、ナビゲーターから好きなインジケーターをドラッグアンドドロップで、チャートに設置します。

いつもの環境になったら、このボタンを押して、定形として保存をします。

そうすると、この設定が保存されるので、読み込みタブからいつでも一発で呼び出すことができます!

こちらも便利なので、何度か触ってみて覚えると良いと思います♪